ブヨは、ハエ科の生き物でブユ科に分類される昆虫の総称です。
呼び方も地域などによって異なり、ブユの他に関東ではブヨ、関西ではブトと呼ばれたりしています。
見た目は小さいブヨですが、こいつがかなりの厄介者です(^^;
今回は、そんなブヨの寿命についてのお話です。
ブヨの寿命は!?
ブヨの寿命は、孵化した時から考えると、約2か月~3か月です。
卵から孵化するまでに約10日、幼虫から蛹になるまでは1か月ほどかかり、1週間ほどの蛹の期間を経て、成虫になります。
基本的には水辺や渓流付近に生息しているため、民家や町などにはあまり出没しませんが、最近は、近くに川などがない住宅地でも目撃情報があります。
ブヨの幼虫は、綺麗な水を好むため、自然環境が豊かで綺麗な渓流に生息しています。
ブヨの幼虫は、川の水質の指標基準になるほど水質汚染に敏感です。
ブヨの何が厄介者かと言うと、蚊やアブ同様、吸血します。
しかもアブや蚊と違い、針を刺して吸血するのではなく、皮膚をかみ切って吸血します。
何とも恐ろしい…
かみ切られるので、痛みを伴うだけでなく、出血もしますし水ぶくれもできます。
しかもかみ切る際に唾液腺から毒を注入してきます。
噛まれたときはさほど痛くなくても、翌日に2倍~3倍も腫れ上がり、激しい痛みと共に発熱などの症状も現れる場合もあります。
体質にもよりますが、1か月以上腫れが引かないこともあり、そうなると慢性湿疹とよく似た状態になり、完治するまで数年かかることもあるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
ブヨは自然が多く、綺麗な川に生息しています。皆さんもキャンプ場などで迷惑な思いをしたことはないですか?
ブヨは一般的な虫除けスプレーはあまり効果がありません。
ブヨ専用の虫除けが売っていますので、キャンプの際は必ず持っていきましょう!
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