ヤゴは、トンボの幼虫だということは皆さんご存知ですね!
学校のプール掃除の時などに捕まえて飼育していたクラスも多いようです。
成虫であるトンボは、自由に空を飛び回る優雅な生き物ですが、幼虫は成虫からは想像もできない形態をしています。
トンボは不完全変態の生き物なので、幼虫と成虫はさほど変わらないはずなのに、トンボにいたってはそうではありません。
今回は、ヤゴの寿命?機関についてのお話です。
ヤゴの期間は!?
ヤゴである期間は、トンボの種類によってかなり差があります。
形も種類によって特徴があります。
なので、何種類かに限定してお話させていただきます。
まず、ウズバキトンボは約1か月で成虫になります。
春ごろに産卵し、初夏には孵化し、ヤゴになります。
お次はオニヤンマ。
オニヤンマのヤゴの期間は、なんと5年~6年もヤゴの期間があります!
ちょっと変わり種のオツネントンボのヤゴの期間は、約1か月半~3か月です。
トンボの種類によって、ヤゴの期間は本当にさまざまですね!
成虫であるトンボの寿命は、ほとんどのトンボが約30日~50日ほどと、とても短いです。
オツネントンボは、冬を越せるトンボとして知られており、寿命も長く約9か月~10か月です。
ヤゴでいる期間がそんなに長くないオツネントンボの寿命が、トンボの中では最長です。
逆に、ヤゴの期間がとっても長いオニヤンマの寿命は、ほかの種類のトンボと変わらないです。
ヤゴである期間の長さが、成虫の寿命に関係しているわけではないようですね。
まとめ
いかがでしたか?
ヤゴは成虫と異なり、肉食性の生き物です。
普段は折りたたまれている下唇を一瞬にして伸ばし、離れた場所にいる獲物を捕まえます。
そのスピードと正確さは水中生物でも屈指と言われています。
その他にも、獲物の液体を吸い出したりします。
ヤゴって知れば知るほど不思議な生き物ですね!
今のあなたにおすすめの記事