バッタの中でもひときわ大きく、子供たちの憧れのトノサマバッタ。
仮面ライダーのモデルとなった生き物です。
皆さんも子供の頃捕まえたりしませんでしたか?
お子様がいらっしゃる方は、子供と一緒に捕まえて、ご自身の子供時代を思い出したりして、子供よりも夢中になってしまった方も多いと思います。
今回は、そんなトノサマバッタの寿命についてのお話です。
トノサマバッタの寿命は!?
トノサマバッタの寿命は、約2か月~、最長寿命で約3か月と言われています。
あ、思っていたより短いな!
やはり大きくても虫ですね。そんなに何年も生きたりしません(^^;
トノサマバッタは、年に2回産まれます。
一化目のメスは夏に産卵し、産卵した卵は1か月ほどで孵化しますが、二化目のメスは秋に産卵し、卵のまま冬を越し、来年の春に孵化します。
トノサマバッタは、昔は人間にとってとっても迷惑な害虫でした。
群れになって集団で田んぼや畑を荒らし、農作物だけでなく、その周辺の草なども食べつくしてしまいます。
こうなってしまったら農作鵜物は全滅してしまいます。
しかも、栄養をたっぷり取ったトノサマバッタは、さらに卵を産み、数がどんどんと増えていきます。
現在では農薬や殺虫剤などが普及しているため、このような被害はほとんどありませんが、アフリカなどの発展途上国ではかなり深刻な問題とされています。
オスよりもメスのほうが大きいので、身体の小さいオスのほうがジャンプ力に優れているようです。
まとめ
いかがでしたか?
トノサマバッタは、子供たちの憧れですが、捕まえることが非常に難しいバッタです。
警戒心が強いトノサマバッタは、ジャンプ力がとっても高く、しかもジャンプした後羽を広げて飛びます。
その高さはなんと十数メートル!
しかも、一度飛び立たれるとジグザグに飛行し、狙いを定めにくくします。
何と言う用心深さなのでしょう!
けれどその分、捕まえた時の喜びはとっても大きいですね!
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