虫取りに行っても、狙わなくても素手で取れるくらいたくさんいるショウリョウバッタ。
下手したら、自分から虫取りアミに入ってきます(笑)
ショウリョウバッタは、トノサマバッタなどに比べるとレア度はかなり低いです。
ショウリョウバッタの「ショウリョウ」は「精霊」を指します。
お盆の時期、精霊祭のシーズンに姿を現し、精霊船の形に似ていることからこの名前が付けられました。
なんだか一気に神聖な感じがしますね!
今回は、そんなショウリョウバッタの寿命についてのお話です。
ショウリョウバッタの寿命は!?
ショウリョウバッタの寿命は、約1年と言われています。
想像以上に長くてビックリですね!
トノサマバッタの寿命が約3か月なので、比べると長寿なのがよく分かりますね!
日本全土に生息していますが、北海道で確認されるようになったのは、なんと20世紀後半になってからだそうです。比較的最近の話です。
ショウリョウバッタの成虫は、秋に産卵すると亡くなってしまいます。
卵は、卵のまま冬を越し、つぎの年の5月~6月頃に孵化します。
そして、6月中旬から7月にかけて羽化します。
飼育することも可能なので、育てながら観察しても面白そうですね!
ショウリョウバッタは、オスとメスの体格差がかなり違います。
オスよりもメスのほうが大きく、体つきがしっかりしています。
ショウリョウバッタのメスは、日本に生息しているバッタの中では最大の大きさと言われています。
たしかに、虫取り中異様に大きなショウリョウバッタを見たことがありますが、アレはメスだったんですね!
まとめ
いかがでしたか?
実は、ショウリョウバッタはイナゴ同様、食べることができるバッタです。
足や羽を取り除いて、焼いたりして食べるとエビに似た味がするそうですよ。
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