アメリカマナティーは、ジュゴンと同じく人魚のモデルとなったと言われていますね。
ジュゴンとよく似ていますが、マナティーの尻尾はしゃもじ型をしていて、ジュゴンは三角形です。
よく間違われますが、こんな所に違いがあったんですね。
アメリカマナティーは、ゾウと同じ祖先から進化したと考えられているそうです。
言われてみれば、どことなーく似ているような気がしませんか??
今回は、そんなアメリカマナティーの寿命についてのお話です。
アメリカマナティーの寿命は!?
アメリカマナティーの寿命は、野生下で約30年と言われています。
飼育下では60年を超えた個体も報告されています。
決まった繁殖期はなく、メスは複数のオスと交尾をします。
妊娠期間は12か月~14か月と長く、1回の出産で1頭の子供を出産します。
稀ですが、双子ちゃんを出産することもあります。
産まれたばかりの赤ちゃんで、体長1.2m~1.4m、体重約30㎏と、赤ちゃんでも大きいです。
生後6年~10年で性成熟します。
成長すると、体長2.5m~3.5m、体重200㎏~600㎏にもなります。
マナティーは、海水でも淡水でも生活することができ、暖かい所を好むので、冬の寒い時期になると発電所などの排水に群がったりすることもあるそうです。
普段は単体か家族で行動しています。
まとめ
いかがでしたか?
アメリカマナティーには天敵がいないため、とってもゆっくり行動します。
そんなアメリカマナティーの唯一の天敵…それが人間です!
昔から食用や皮の利用のために乱獲されてきました。
現在では、アメリカマナティーの狩猟は禁止されていますが、密猟がなくなったわけではありません。
その他にも、船のスクリューに巻き込まれてしまったり、接触事故、漁業の網にからまってしまうなどという事故が後を絶ちません。
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