ホンドテンは、イタチ科の生き物でとっても可愛らしい顔をしていますよね。
皆さんがテンと聞いて想像するテンは、身体が黄色くて、顔だけ真っ白の個体を想像される方が多いと思います。
身体が黄色いテンを、「キテン」、茶色い個体を「スステン」というそうです。
「テン」と言うと一般的に、このホンドテンを指すそうです。
キテンは寒い地域に多いようです。
今回は、そんなホンドテンの寿命についてのお話です。
ホンドテンの寿命は!?
ホンドテンの寿命は、10年前後だと言われています。
発情期は夏で、翌年の春ごろに出産します。
巣穴で出産し、1回の出産で2匹~4匹の子供を産みます。
大人になった時の大きさは、40cm~55cmになります。
イタチの種類としては大きいほうですね!
オスとメスで若干異なり、オスのほうが大きくなります。
冬眠はせず、決まった活動時間は確認されておらず、日中夜活動します。
非常に警戒心が強く、よく二本足で立って周りを見渡したりします。この行為を目蔭(まかげ)と言うそうです。
よく写真などで見る光景ですね!あれは周りの安全確認していたんですね。
基本は単独行動ですが、繁殖期だけは別です。
基本は森林や産地に生息していますが、稀に人の住んでいる所にも姿を現したりします。
東北地方より北にはキテンが多く生息し、それより南にはスステンの生息数が多くなります。
この2種類以外にも、北海道には「クロテン」と呼ばれるテンが生息しています。
このクロテンは生息地が広く分布していて、ヨーロッパからカムチャッカまで分布しています。
まとめ
いかがでしたか?
ホンドテンの毛は非常に柔らかくて肌触りも良いため、最高級品の毛皮としてりようされていました。クロテンの毛皮も優良品とされています。
そのため、生息数も少なくなっており、本州・四国・九州では絶滅危惧種として指定されています。
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