人類だけでなく、動物にも伝染病などを感染させてしまう蚊。小さいけれど最悪の事態を招く可能性もあります。そんな恐ろしい害虫「蚊」の寿命ってどれくらい?
「蚊」について
人間や動物の血を吸う蚊ですが、実は血液はエサではありません。植物の蜜などが蚊のエサだそうです。じゃ、なんで血を吸うの?!って思いますよね?
実は血を吸うのは産卵に必要な栄養を補うためなのです。知らず知らず蚊に協力してたんですね、私たち…
蚊の寿命は?
種類や時期によって異なりますが、ここでは人家に多い「イエカ」についてお話していきます。
イエカは、エサが豊富にある環境で成虫になってから約1か月。普通の環境では成虫になってから約3週間です。しかし、秋に生まれた蚊は気温が下がると冬眠します。春が来るまで家具の隙間などでじーっとして春を待ちます。
この場合の蚊の寿命は4か月を超えるといわれています!そして、暖かくなって来たら卵を産むために吸血します。蚊のメスは吸血すると子宮が発達し、吸血から数日で産卵します。産卵するとお亡くなりになるかと思いきや、産卵後さらに吸血してまた卵を産みます。
意外とタフです(^^;
たくさん産卵をしますが、蚊は水がないと産卵できませんし孵化もしません。その反面ごく少量の水があれば産卵・孵化します。水たまりや植木鉢の下の受け皿、空き缶に残ったわずかな水分でも危険です。
まとめ
蚊の寿命は長いと感じるか短いと感じるか意見が別れそうですが、水さえなければ蚊の発生を防ぐことは比較的容易だと思います。
蚊に刺されることによって引き起こされる恐ろしい病気に感染しないためにも、皆さんも自宅の周りに水が貯まる場所がないかこまめに確認し、蚊の発生を防ぐことが快適な夏を過ごす近道かもしれませんね。その際はくれぐれも蚊除け対策をお忘れなく!
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