皆さん、ヒョウモンダコってご存知ですか?名前ぐらいは聞いたことあるけど…どんなタコなのかご存じない方も多いと思います。
私もタコ焼きに入っているタコだと思っていました(笑)
ヒョウモンダコは、体長10cmほどの小さなタコ。
実はこのヒョウモンダコって、海外では死亡例もあるくらい非常に強い毒を持っていて、危険な生き物なんです!
ヒョウモンダコは、刺激を与えたり、危険を察知すると体中に蛍光ブルーの模様が出てきます。この模様がヒョウ柄に見えることからヒョウモンダコと名付けられたようです。
さらに刺激を与えると、今度は身体の色が黄色っぽくなってきます。
危険度合いが強いほど派手になります。
今回は小さくても危険な生き物、ヒョウモンダコの寿命についてのお話です。
ヒョウモンダコの寿命は?!
ヒョウモンダコの平均寿命は約1年です。
ヒョウモンダコのメスの産卵は一生に一度。秋頃に50個ほどの卵を産み、産んだ卵を触手で抱っこしたまま生活します。その期間は約6か月。その間、メスは食事をしません。
卵が孵化すると、メスは力尽きて死んでしまいます。
そして次の年には、その子供たちが産卵できるようになります。
猛毒を持つ恐ろしいヒョウモンダコですが、自分の子供は命をかけて守ります。
母親の愛ってすごいですね!
ちなみに、ヒョウモンダコの毒は青酸カリの850倍の強さと言われています。
まとめ
いかがでしたか?
10cmほどの大きさで1年の寿命は長生きだと感じます。
ヒョウモンダコは本来、小笠原諸島や南西諸島などの暖かい海に生息している生き物ですが、温暖化の影響で海水の温度が上昇しているためか、東京湾や大阪湾でも発見されています。
皆さん、もし発見してもぜっっったいに!捕まえたり触ったりしないでくださいね!
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