ドジョウすくいなどの宴会芸でもおなじみのドジョウ。

ドジョウは昔から小川や水田に生息している生き物で、このドジョウすくいを面白しろおかしく表現したのがドジョウすくいの起源だと言われています。

ドジョウの口元にはひげが10本もありますが、このひげは食べ物を探すのに使われています。触覚みたいな感じですね。

今回は、そんなドジョウの寿命についてのお話です。

ドジョウ 寿命

ドジョウの寿命は?!

ドジョウの平均寿命は約3年~5年と言われています。

記録されている最長寿命は10年です。

ドジョウは普段水田などの泥の中で生活している生き物です。

泥の中には様々な細菌が繁殖しており、本来なら病気になってしまったりしますが、ドジョウは別です。なんとこの細菌がドジョウを守ってくれるのです!なので、逆に綺麗な水で生活させると弱ってしまうという不思議な生き物です。

その他にも、ドジョウはエラ呼吸だけでなく、腸で呼吸することができ、泥の中の酸素が薄くなってくると水面に上がってきて呼吸します。

何とも不思議な生き物ですね。

私たち日本人にとって馴染みの深いドジョウですが、外来種であるカラドジョウ、放流など脱走による国外産ドジョウなども発見されており、一部の地域では遺伝子汚染が確認されたドジョウも発見されています。生息情報など十分に把握されていないため、評価する情報が少ないため2013年に絶滅のおそれのある野生動物リストに登録されました。

たしかに、水田でドジョウなんて見たことないです…

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まとめ

いかがでしたか?

ドジョウってレッドリストに登録されるほどレアな生き物になってしまったんですね…

郷土料理で有名な柳川鍋が国産のドジョウではなくなってしまうかもしれませんね。

現代ではドジョウを食べる習慣はほとんどなくなってしまいましたが、逆に飼育される方が増えているようです。

 

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