カタクチイワシは日本で漁獲されるイワシの一種で、下あごが短く、上あごしかないように見えるため、「片方の口」という意味でカタクチイワシと呼ばれるようです。
マイワシ・ウルメイワシと比べると、身体が細長く、口もめっちゃ開きます!
皆さまお馴染みの「シラス」はカタクチイワシの稚魚です。
他にもアンチョビにも加工されています。
昔はアンチョビなんてめったに食べられるものではなかったですが、最近はオシャレなバルなどがたくさんできて、皆さんも食べる機会が増えたと思います。
今回は、お馴染みのシラスからオシャレなアンチョビまで…色々変身するカタクチイワシの寿命についてのお話です。
カタクチイワシの寿命は?!
カタクチイワシの平均寿命は約2年~3年と言われています。
生息場所は日本全国の海・朝鮮半島や中国・フィリピンなどです。
産卵期は年中無休(?)ですが、特に春と秋が多いようです。
卵は海中で1粒ずつバラバラになり、漂よっています。そのため、他の生き物に捕食されてしまうことが多いです。
孵化した赤ちゃんの成長はとっても早く、1年も経たずして産卵することが出来ます。
産卵場所はオホーツク海から九州までの沿岸と言われています。
カタクチイワシは日本でもっとも漁獲が多い魚で知られていますが、卵は海を漂っているため他の生き物に食べられる確率が高く、無事に産まれてもやはり食べられてしまうことが多い魚です。
それなのになぜ、日本一の漁獲量を誇っているのでしょうか?
それはカタクチイワシの産卵数です!
カタクチイワシは環境さえ整っていれば、毎月のように産卵できるんです。
群れで行動するカタクチイワシが、毎月毎月産卵したら、それはもうすごいことになりますよね!
まとめ
いかがでしたか?
カタクチイワシの寿命は短いですが、その短い一生でかなりたくさんの子孫を残すことができる生き物です。
漁獲量日本一な理由にも納得できますね!
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