前足が大きな鎌になっている原っぱのハンターカマキリ。名前の由来は、「鎌で切る」からカマキリ。
カマキリのエサは主に自分より小さい昆虫や小動物です。葉っぱに隠れて、エサが近づいて来たら大きな鎌で捕獲!
え?!ちょっと待って!小動物!?!?
そうなんです、カマキリは昆虫以外にヘビやトカゲ、カエルなども食べてしまうのです!大きさによっては、スズメバチやオニヤンマなど、自分よりも大きい昆虫を食べたりします。昆虫なのに肉食です!そんなカマキリ、一体どれくらい生きるの?
今回はカマキリの寿命についてのお話です。
カマキリの寿命は?
カマキリの寿命は約1年です。オスの方が、メスに比べると寿命は短いです。
理由はオスはよく飛ぶので体力の消耗が激しかったり、エサが少なくなるとメスに食べられてしまったりということが原因のようです。(オスは絶対メスを食べません!)カマキリ界はメスのほうが強いのですね。飼育する際は、メスをオススメします。
温度管理やエサをきちんとあげれば12月頃まで生きるそうです。飼育の際の注意点としては、共食いを防ぐため単独で飼うことです!
エサやりの仕方
生きていない動かない虫は食べません。カマキリはきちんと生きているか確認します。エサとなる虫が捕まえられないようなら、魚肉ソーセージなどを割箸で口元へ持っていき、動かしてあげると食べます。
まとめ
いかがでしたか?
子供の頃は何も感じませんでしたが、大人になって改めてカマキリのオスの事を知ると、繁殖行為さえ済めば用済み感が半端なく、なんだか切ない気持ちになりました…
寿命も約1年と比較的長いので、飼育して観察してみるのも楽しいと思います。ただし、卵を産んだ場合はくれぐれも注意してくださいね!室内飼いだと孵化した時はホラーです…
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秋口に子供がオオカマキリを捕まえて飼い始めました。子供から「カマキリってどのくらい生きるの?」と聞かれたときにこのページで調べました。12月まで生かすことを目標に飼育をしていましたが、12月が過ぎ、年が明けてもまだ元気。2月になってもまだ元気。3月に入り、梅が満開になっていますが、まだ生きています。流石に活動が衰えてきていますが、こんなに長生きとは思いませんでした。餌はペットショップのコオロギとミールワーム、時々シリンジで給水しています。なんだか家族一員みたいに思えてきて、毎日写真を撮っています。