見た目の悪さといい、病原菌を媒介したり、あの羽の音…何もかも不快害虫として扱われるハエ。

確かに害虫ですが、実は役に立つハエもいます。

ハエの幼虫ウジ虫は、腐った菌や壊死した組織を食べることから、傷治療に利用されることがあります。(マゴットセラピー)

その他、動物実験にも貢献していたり、品種改良のための受粉のお手伝いをしたりと、悪いことばかりではないんです。意外と色々と頑張っています(笑)

今回は、そんなハエの寿命についてのお話です。

ハエ 寿命

ハエの寿命は?!

ハエは、胚期「約1日」→幼虫期「約4日」→蛹期「約5日」→成虫期「約30日」と4段階に別れています。

それぞれの期間を合計すると、約1か月半が平均寿命ですね。

ですが、あくまで平均なので、環境や種類によって大きく変化します。

ハエが最も快適に育つ環境で、飼育実験をした際には50日生きたという報告もあります。

ハエの寿命を調べていると、面白い話が。

ハエは学習能力があり、知能指数の高い集団を作り出すことができます。

ハエの中でも賢い集団が固まるんですね。

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と言うことは…

必然的に賢くない集団もできるわけです。

こちらを利用して、人工的に危険察知を学習させた賢い集団と、なにも学習させなかった賢くない集団を作り、両方の集団の平均寿命を調べたところ、なんと!学習させたハエの集団の方が、普通のハエの寿命と比較すると、約15%も寿命が短くなったんです!

そして、寿命の長いハエを選んでいき、そのハエの知能指数を調べたところ、普通のハエと比較すると、約40%も知能指数が低かったのです!

言葉が悪いですが…ハエはバカな方が長生きです!

まとめ

いかがでしたか?

バカなほうが長生きするなんて!

バカな方が世の中住みやすいんでしょうか(笑)

その分、危険察知ができないので事故や捕食されてしまったりしてしまいますが(笑)

ハエって面白いですね!

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