ホッキョクグマは名前のとおり、北極に住んでいます。北極にしか住んでいません。
ホッキョクグマは陸上に住む肉食動物のなかでももっとも大きい動物です。
海の中を泳いだり、氷の上を歩いたりして、アザラシを捕まえて食べています。
ホッキョクグマって、真っ白なイメージですよね?
実は、ホッキョクグマの毛の色は透明なんですって!
光が乱反射して白く光って見えているのです。また、毛の下の皮膚は黒色です。
透明なのに、皮膚の下の色が出ないなんて…なぜだろう…
今回はそんなホッキョクグマの寿命についてのお話です。
ホッキョクグマの寿命は!?
ホッキョクグマの平均寿命は野生で約25年~30年、飼育下で約24年です。
最長寿命は、
・カナダのウイニペグ動物園のデビー 42歳
・上野動物園の雪男 推定36歳
・旭川動物園のコユキ 34歳
となっています。
デビー!平均よりとても長生き!
その他のホッキョクグマも平均寿命を優に超えています!それでも短命だと思いました。
温暖化により、1970年代と比べると、氷の面積が4分の3まで減少してしまいました。
ここ100年で北極圏の温度が2度以上上昇し、それに伴い、ホッキョクグマの生息数も減少しています。
現在、2万~2万5千頭のホッキョクグマが生息していますが、レッドリスト・危急種として扱われています。
氷がないとホッキョクグマはやせてしまい、病気にかかる率も多くなります。
ホッキョクグマの出産は、氷の洞窟を作って、その中で出産・子育てをします。
その間約100日!その間母親は何も食べません。
冬ごもりの前に十分な栄養を取らないと、母親は栄養不足になり、子グマ十分な栄養を与えられず、子グマは死んでしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
地上最大の肉食動物と言われていますが、ホッキョクグマの寿命って、意外と短いですね。
少しでも温暖化を防いでいかないと、子グマの段階で死んでしまうホッキョクグマが多くなり、平均寿命はもっと短くなっていくかもしれません(+o+)
今のあなたにおすすめの記事