かつて「黒いダイヤ」と呼ばれ高値で取引されたオオクワガタ。今でも人気があるよって声が聞こえてきそうですが…。しかし、オオクワガタがどんなところに住み、何を食べ、どれくらい生きるのか知っていますか?今回はオオクワガタの生態の一部とともに、その寿命について紹介します。
オオクワガタの気になる謎…その寿命は?
オオクワガタの生息地は、広い地域(九州から北海道まで)にまたがっています。みなさん知ってのとおり、日本最大のクワガタムシです。オスは約20mm~約80mm、メスも約20mm~約50mmと大きいです。昼間はクヌギなどの大木にできた大きな穴に隠れています。そして夜になると活動を始めます。
体は大きいのに臆病なため、危険を察知するとすぐに木の穴に隠れます。そのため飛ぶこともめったにありません。交尾の際はメスがオスの元を訪れます。その後、メスは肉食傾向が強くなり、他の昆虫を食べたりします。中には、オオクワガタの死骸を食べたりすることも。
そんなオオクワガタの寿命ですが、長いもので3年です。ヘラクレスオオカブトなどの外国産のクワガタに比べたら長生きですね。
なぜでしょう?
それは冬眠するからです。日本は四季があるので、オオクワガタは冬眠します。
ここからは余談になります。オオクワガタが好きな人の間で話題になること。
それは…。
どこで採れたものなのか?
親がどこで採れたものなのか?
どこでとれたものの子孫なのか?
とても人気があるからでしょうね。
まとめ
今回も驚かされることばかりでした。昆虫の世界も「母」は強しなんですね(笑)。子どもを授かったら肉食になるとは。体は大きいのに繊細な性格とは、人間の世界と似ていますね。一番ビックリしたのは、あのヘラクレスオオカブトよりも長生きなこと。子どもだけでなく、大人も魅了されてしまうのもうなずけます。
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