クマノミは、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」で一躍人気者になったとっても小さくて鮮やかな色をしている可愛らしい魚です。
意外なことに、クマノミはスズメダイ科の生き物です。
ビックリするほど大きさや見た目に差がありますが(^^;
映画で有名になった個体は、カクレクマノミですが、それ以外にも「ハマクマノミ」や「セジロクマノミ」などと言った種類も存在します。
今回は、人気者のクマノミの寿命についてのお話です。
クマノミの寿命は!?
クマノミの寿命は、野生下で6年~10年と推定されており、飼育下では約20年と言われています。
体長は最大でオスは10cm、メスは15cmと非常に小さい魚ですが、寿命はとっても長いですね!
クマノミは、産まれたばかりの時はすべてオスです。
繁殖活動を行い、その後グループ内で一番大きく成長したオスが、メスへと性転換します。
このメスが亡くなってしまった場合は、2番目に大きいオスがメスに性転換します。
これを「雄性先熟」と言いますが、メスに性転換するタイミングは群れの構造や生息地域で変わると言われています。
簡単に性転換すると言われても、人間にとってはかなり理解しがたい不思議な出来事ですよね!身体の構造が理解できません!
それをさらっとやってのけるクマノミって一体…
クマノミは、イソギンチャクと共存することで有名です。
ですが、イソギンチャクには毒があるのでは!?
毒にやられないか心配ですよね…
でも大丈夫!クマノミは、身体にイソギンチャクと同じような粘膜を身体に持っています。その粘膜がイソギンチャクの毒から守ってくれるのです。
クマノミは、身体が小さい分、イソギンチャクと共存することで身を守っているんですね!
まとめ
いかがでしたか?
クマノミは小さくてもとても長生きする生き物でした。
長生きの秘訣は、他者との共存関係と言っても過言ではないと思います。
種類を問わず、仲良くしていくことが大切ですね!
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