エイと一言に言っても、水族館で飼育されているメジャーなエイから、古代魚と呼ばれるエイ、淡水に生息しているエイ、とさまざまです。
共通しているところと言えば、平べったい身体と、長い尻尾でしょうか。
今回は、エイを代表して(笑)日本の海にも生息している最も馴染みの深い、アカエイの寿命についてお話させていただきます。
エイの寿命は!?
アカエイの寿命は、15年~25年と言われています。
最長寿命30年という報告もあります。
アカエイは、本州中部~南シナ海、日本海にも生息しているエイで、日本では一般的なエイです。
浅瀬の底で生活をしているため、分布域ではお目にかかる機会も多いようです。私は一度もお会いしたことがございません…
アカエイは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、尻尾部分にトゲがあり、毒を持っています。
この毒針に刺されると、激痛が走り、何週間も痛みが引かないほどです。
アレルギー体質の人は、アナフィラキシーショックにより、死亡してしまうこともあるそうです。
しかもご丁寧に、この毒針には返しがついており、1度刺さってしまうととても抜きにくいのです…
アカエイは、卵胎生で卵を身体の中で孵化させます。そして、春~夏に出産をします。
天敵はサメが多く、特にシュモクザメにはアカエイの毒も効かず、攻撃も虚しく捕まってしまうようです。
まとめ
いかがでしたか?
エイの寿命って、結構長生きなんだな~と感じましたが、皆さんはどうでしょうか?
エイって、実は食べることができ、刺身や煮つけにできるそうです。
脂肪分が少なく、繊維質が多く、エイの中で1番美味しいと言われています。
ですが、エイの強力な毒はエイが亡くなってしまっても毒は消えません。
そのため、調理の際にも細心の注意が必要です。
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