カラカルは、ネコ科の生き物で耳の毛がとっても特徴的です。
シュッと伸びた毛は、耳と一体化して見えるため、とても大きな耳をしているように錯覚を起こしてしまうほど、きれいにまっすぐ生えています。
あと、とっても長い尻尾も特徴的ですね!
カラカルは、子供の頃から飼いならすととてもよくなつき、ペットとしても飼育が可能な生き物なので、見た目の美しさも加わり、とても人気のある生き物です。
今回は、そんなカラカルの寿命についてのお話です。
カラカルの寿命は!?
カラカルの寿命は、野生下で約12年、飼育下では約17年と言われています。
飼育下での寿命は、長いもので20年以上の個体も報告されています。
生息地は、インドからアラビア半島、アフリカなど、広く分布しています。
砂漠地帯には生息していませんが、乾燥した地域を好むようです。
カラカルは、繁殖形態や繁殖時期は決まっておらず、多くは8月~12月が多いようです。
妊娠期間は68日~81日ほどで、1回の出産に1匹~6匹出産しますが、大抵は2匹~3匹の子供を産みます。
産まれたばかりの赤ちゃんの体重は200g~250gほどで、生後1週間~10日で目が開きます。
お茶碗一善分ほどの重さしかないんですね!
授乳期間は4か月~6か月で、大人に成長すると体長55cm~90cm、体重8㎏~23㎏にも成長します。
カラカルは、運動能力が非常に優れており、3m近くジャンプしたり、鳥の群れを狙い、1度に何羽も捕まえることができます。
走りも早く、レイヨウ類を追いかけて捕まえたりもします。
まとめ
いかがでしたか?
カラカルは、昔から人間との関係が深く、イランやインドでは、子供の頃から飼い慣らせて、狩りのお供とされてきました。
猟犬ならぬ猟猫ですね!
現在、生息数は減少していますが、絶滅の危機はないそうです。
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