ヤブイヌはパナマやアルゼンチンの森林帯に生息している生き物ですが、名前からは想像できないほど可愛らしい生き物です。
大きさは柴犬より少し小さく、犬のようなタヌキのようなイタチのような、よく分からない見た目をしています。
実は動物園でも飼育されている所が多く、その可愛らしい見た目から、密かな人気者となっているようです。
今回は、そんなヤブイヌの寿命についてのお話です。
ヤブイヌの寿命は!?
ヤブイヌの寿命は、飼育下で14年ほどと言われています。
妊娠期間は65日~83日で、1回の出産に1匹~6匹の子供を出産しますが、3匹~5匹が一般的です。
生後14日ほどで目が開き、38日~71日で硬い食べ物も食べられるようになります。
授乳期間は約4か月~5か月で、飼育下では生後10か月で性成熟したという報告もあります。
大人になった大きさは、体調58cm~75cm、体重5㎏~7㎏と小型犬程度の大きさです。
犬らしくないずんぐりむっくりな体型で、とっても可愛らしいですが、実はこの体型、森林地帯で生活するにはうってつけなんです。
深い藪をすり抜け、地上スレスレの細い所もなんなく通ることができます。
そして、穴掘りや泳ぎもとっても上手です。
ヤブイヌの行動はとても面白く、メスはなんと逆立ちをしながらおしっこをします(笑)普通の犬では考えられませんね!そもそも自分にかかってしまわないのか…
その他にも、細い穴などで方向転換せずに後ろ歩きができます。
まとめ
いかがでしたか?
そんなヤブイヌですが、現在は森林地開発により、生息地が少なくなり、ヤブイヌの生息数も減少しています。
正確な個体数は不明ですが、10年前と比べて約25%も減少しているそうです。
ヤブイヌは、約1000万年前から姿を変えておらず、イヌ科の中でももっとも古い種だといわれています。
そんな希少な種を絶滅させるわけにはいきませんね!
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