マンボウって、水族館などでもとっても人気のある魚ですが、すっごく不思議な生き物だと思いませんか!?
円盤状の身体…尾ひれはもはやあれが尾ひれなのか分からない形…
一体どういう原理で泳げているのだろうか?どうしてあの形で浮くことができるのだろうか?
考えたらきりがない不思議な魚です。
ですが、見る人を魅了するとっても魅力的な魚です。そんな神秘な部分も魅力の一つなのでしょうね!
今回は、そんな不思議な魚、マンボウの寿命についてのお話です。
マンボウの寿命は?!
マンボウの飼育下での最長寿命は10年です。
自然界のマンボウの寿命ははっきりと分かっていないですが最低でも20年~だと言われています。
近縁種のヤリマンボウという種の寿命が80年~100年という寿命を持つことから、マンボウもそれに近い寿命ではないかと推測されていますが、定かではありません。
飼育下での寿命が短い理由としては、マンボウの身体にあります。
マンボウの身体はヌメヌメした粘液で覆われており、とってもたくさんの寄生虫が付着しています。
そして、身体もとっても傷つきやすく、水槽などにぶつかった際に傷が出来て、身体の表面に付いている寄生虫が悪さをして死んでしまうこともあります。
その他にも、大きな身体の割にとってもナイーブで、驚くと弱ってしまいます。
寄生虫を振り払うためにジャンプした際に、着地時に水面と自分の身体が激しくぶつかったことにビックリして死んでしまったという例もあります。
どれだけガラスのハートなんだ…
マンボウの1回の産卵数は、なんと驚異の3億個!!
ですが、親マンボウが保護しないため、海中に漂っているので、ほとんどが捕食されてしまい、成長できるマンボウは数匹だと言われています。
まとめ
いかがでしたか?
マンボウって、生態だけでなく寿命も未知の生き物だったんですね。
最近では、マンボウは生息水深を一定させず、表層から深海800m程度までの間を行き来していることが分かりました。
まだまだ謎のヴェールに包まれているマンボウ。
これからの研究に期待したいですね!
今のあなたにおすすめの記事